紹介状についてのご質問をいただくことがよくあります。
「紹介状は必要ですか?」
他院で定期的にかかっている場合は、紹介状をもらってきていただく方が患者さんにメリットが大きいです。
風邪や腹痛など、単発の疾患の場合はもちろん必要ありません。
しかし、紹介状を書いてもらうというのは患者さんにとってはハードルが高いようですね。
今かかっている病院・診療所の先生にお願いしづらいといわれます。
こちらに関しては、医師の立場からすれば気にする必要は全くないのですが、患者さんからすると言い出しづらい心理のようですね。
答えとしては、できる限り、紹介状を持ってきていただいた方が患者さんのためになります。紹介状がないと、以前の経緯がわかりづらく、再度同じ検査をすることになったり、費用が余計に掛かってしまうかもしれません。紹介状には、患者さんの今までの治療の履歴が書かれています。スムーズに治療を継続するためには紹介状がある方が患者さんの継続治療のためにメリットが大きいのです。
それでも、どうしでも、もらいづらいという方はお薬手帳だけでも持ってきていただければと思います。
必ず必要というわけでは全くありませんので、お気軽にお越しください。皆さまの健康に少しでもお役に立てればと思います。