いびき/睡眠時無呼吸症候群外来

睡眠時無呼吸症候群(すいみんじむこきゅうしょうこうぐん/SAS: Sleep Apnea Syndrome)は、眠っている間に呼吸が何度も止まる病気です。この病気を放っておくと、日常生活に支障が出るだけでなく、命にかかわるリスクもあります。以下に主なリスクを紹介します。

★CPAP導入基準が引き下げられます★
2026年6月から、診療報酬改定より睡眠時無呼吸症候群に対するCPAP治療導入の基準が変更となります。

★睡眠時無呼吸症候群の重症度分類
AHI: 1時間あたりの無呼吸または低呼吸の数のこと。
軽症: AHI5-15未満
中等症:AHI15-30未満
重症: AHI30以上

これまで、CPAP治療基準は、上記の重症度とずれていましたが、今回の改訂で一致することになりました。
簡易検査AHI40以上→30以上で治療
精密検査AHI20以上→15以上で治療

これまでAHIがCPAP導入に必要な規定に達しなかったために、治療の保険適応とならなかった方も、導入が可能となる可能性があります。

循環器専門医が丁寧に診察いたします。小平市、東久留米市、小金井市、国分寺市等、近隣にお住まいの方、睡眠時無呼吸でお悩みの方はぜひご相談ください。

CPAP治療にかかる費用(2026年6月以降)
在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料2・・・240点(現在250点)
持続陽圧呼吸療法充実管理体制加算・・・15点(新設)
在宅陽圧呼吸療法用治療器加算・・・・960点
在宅持続陽圧呼吸療法材材料加算・・・・・100点
合計13150円(10割負担)。
3割負担の場合、月5,000円程度。

いびきは病気のサインかもしれません

□ よくいびきをかく

□ 日中眠くなる

□ 夜中に何度も目が覚める

□ 高血圧がある

□ 太り気味だと感じる

□ 家族から「呼吸が止まっていた」と言われた

一つでも当てはまる方はご相談ください

それ、睡眠時無呼吸症候群かもしれません

まずは簡易検査でチェックできます。 

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睡眠時無呼吸症候群が関係する病気とリスク

病気の名前 リスクの高さ どんなことが起きる?
高血圧 ★★★ 血圧が上がりやすくなり、放っておくと心臓に負担がかかる。
心筋こうそく・狭心症 ★★★ 心臓の血管がつまって、突然倒れることがある。
脳卒中(のうそっちゅう) ★★★ 脳の血管が切れたりつまったりして、マヒや言葉が出にくくなることがある。
不整脈(ふせいみゃく) ★★ 心ぞうの動きがバラバラになって、ドキドキしたり気を失うことがある。
心不全(しんふぜん) ★★ 心ぞうの働きが弱くなって、体がむくんだり息が苦しくなったりする。
2型糖尿病 ★★ 血糖(けっとう)が高くなり、合併症のリスクも高くなる。
肥満(ひまん) ★★ 食欲をコントロールするホルモンがくずれて、太りやすくなる。
認知症・もの忘れ ★★ 脳に酸素が届きにくくなり、記憶力や判断力が落ちることがある。
事故(運転中・仕事中) ★★★ 昼間に眠くなって集中できず、事故につながるおそれがある。
命に関わる突然死 ★★★ 夜中に呼吸が止まったまま、心ぞうが止まることもある。

 


🛌 睡眠時無呼吸症候群の主なリスク

日中の強い眠気・集中力の低下

  • 授業中・会議中・運転中に突然眠ってしまうことがあり、事故の原因にもなります。

  • 判断力・集中力の低下で仕事や勉強の効率も低下します。

 高血圧・心臓病・脳卒中のリスク増加

  • 呼吸が止まるたびに血中の酸素が不足し、それに反応して交感神経が過剰に働くことで血圧が上がります。

  • 長期間続くと、心筋梗塞・不整脈・脳梗塞などの循環器系疾患のリスクが上昇します。

糖尿病・メタボリックシンドロームとの関係

  • 睡眠不足や呼吸障害はインスリンの働きを悪くするため、糖尿病のリスクが上がります。

  • 肥満と関連が深く、メタボ体型の方は要注意です。

 認知機能の低下

  • 慢性的な睡眠不足や酸素不足が、記憶力・判断力などの脳機能に悪影響を与えます。

  • 高齢者では認知症のリスクも指摘されています。

 子どもの発育への影響

  • 子どもでも発症することがあり、発育障害・学力低下・注意欠陥などの影響が出ることがあります。